中学受験について

中学受験をすると決めた背景

中学受験…その存在自体は知っていたが、自身には縁のなかった父。
父方の母は中学受験経験者(といっても都内ではない)であったものの、そこまで勉強に打ち込んでおらず、野球に明け暮れていたこともあって、受験はしたくないということで、地元の公立中学に進む。

片や母は、小4のときに一大決心をし、中学受験の良さ、大変さを身をもって経験している。
そのため、都内在住ではあるが、父は中学受験についてしたほうがよい、しないほうがよいといった考えは特に持ち合わせてなかった。
だが、母は「努力することの大切さを経験できる」、「ひとつのことに向かって打ち込む経験をしたほうがよい」ということで、息子が小さいときから中学受験を意識していた。

子の生活環境を整えてあげることが親の役目とよく言うが、どのような環境であっても(公立中だろうが私立中だろうが)、そこでしか経験できないものがある。

結論としては、母の言うことももっともであるため、中学受験に向けて動いてみようということになった。

中学受験をどう捉えるか

中学受験は、様々な書籍やメディアで言われているように、受験しなければ避けられたであろう危険をはらんでいると思う。
そのため、なるべく悪い方向にいかないよう、落とし穴に落ちないよう、中学受験に対して向き合う姿勢を予め決めておいた方がいいと思った。
受験準備を進めていく中でまた変わるかもしれないが、小学校低学年の今は以下のような姿勢で臨む。

■中学受験は「努力すること」をトレーニングする場(様々な誘惑がある中で、どれだけ自分を律して努力していけるか)
■中学受験は、偏差値というモノサシで測れば、頂上がある。どこまで登れるかはわからないが、登ると決めた以上、上を目指して1歩1歩着実に登れるところまで歩んで行く

スローガンは、No Pain No Gain!!

気を付けること

どのタイミングでもよい(本当は勉強が本格化する小4あたりがいいのだろうが)から、息子が自ら「中学受験をするんだ」と固く決心をして、自分事になる日を迎えるようにする。

また、負の側面があらわれないよう、以下を意識しておく。
①大事なことは努力(を継続)することである。従いテストの成績に一喜一憂しない。結果が良くても、悪くても、きちんと見直しをし、また歩き出す
②親の見栄、エゴといったものは捨てる
③大学受験のために中高一貫学校に行くことを目的にしない(合格実績を見過ぎない)