フォトン算数クラブ入塾

きっかけ

出会い

フォトン算数クラブ(以下フォトン)・・・御三家・早慶中学以上に塾生の8割以上が合格する算数特化塾…
その存在を知ったのは息子がまだベビーカーに乗っていたころの駅のホームにある看板広告だった。
そのときは、小規模かつ単科ということから、街のちょっとした塾ね、と正直思っていた(ごめんなさい)。

月日は流れ、息子がサピックスの入塾テストを受ける、年長の11月、同じくフォトンも新年度の塾生が募集されていることに気づいた。色々と情報を収集してみると、入塾は小2が最速(入塾テストが小1の冬)であり、学習内容を先取して先行逃げ切り作戦をとっているとのこと。
そして、入塾の時点で倍率が5倍程度とかなり狭き門であることに驚愕した。
ただ、まぁ実際テストの受けるのは1年後だしぃ、とりあえずは様子見ねということで、頭の片隅において、年長の年を越すことに。
ちなみに、テストの問題に慣れるという意味で「最レベ」という問題集をやっておいたほうがいいと塾から説明されているようだが、我が家には置いてないなぁ、買った方がいいのかなぁと思っているうちに小1の夏が過ぎていた。

入塾テスト申し込み

サピックス、公文を中心に日々の学習を進めてきた息子だが、どうも国語に比べると、算数の方が成績が振るわないことが多かった。
日々の公文も国語から始めるし、国語は得意と口に出すものの、算数も得意とはあまり言わないなぁと思ったものである。
「受験は算数で決まる」なんてことも聞くので、とりあえず高倍率の入塾テストを突破できるか、まずはそっからだということで、ウェブでの説明会を拝見しつつ、入塾テスト申し込み手続きをした。
入塾テストは複数回あり、12月の上旬から2週間程度かけて実施されるが、早く受けると1週当たり1点の加点措置がある。
ここらへんは各家庭での作戦が様々あるように思う。テスト対策のための期間を設けるために、遅めの日程にするところもあれば、我が家のようにとっとと済ませたい、が、学校のある日はキツイということで、休日の初回を選ぶ家もあるだろう。
申し込みも平日より休日から埋まっていったように思う。
とりあえず加点措置があるので0点をとることはないなと思いつつ、テスト対策に勤しむ。

テスト対策

入塾テストの内容は未知である。当たり前であるがネットにも情報は落ちていない。
数少ない情報のひとつが「最レベをやると参考になりますよ、ただし同じ問題が出るわけではありませんよ」というもの。
子供が小学生になり、ドストレートな算数の問題集を1冊くらい家に置いておくかということで、問題集について調べ、見た目でなんとなく「トップクラス」を選んだことを後悔しつつ、最レベを購入。
どんな問題が出題されるかは相変わらず、不明なものの、サピックスでは思考系、公文では計算のみというのが日々の学習であったため、最レベの文章題も組み合わせて、練習を重ねた。
問題集を眺めていると、足し算や引き算くらいしか計算操作ができない年次においては、問題の文章をややこしくすることで、問題のレベルを高めている(複雑にしている)ように見受けられたため、丁寧に問題文を読むことを息子に伝える。
算数検定の問題は解いたことがあるが、ドストレート系の問題集はあまりやってこなかった息子にとって、最レベでの練習は効果があったように思う。
テスト当日はやや緊張の面持ちで、教室に入っていった。

結果

テスト結果は、年明け1月4日~5日ごろに郵送で通達となる。
テスト実施日から1か月間の間があくので結果が待ち遠しい。

慌ただしい年末年始が過ぎ、速達で結果が届いた。

「合格おめでとうございます」

なお、無事入塾許可がおりたが、得点と入塾基準点が載っており、得点=入塾基準点+2点だった。
恐らく得点は加点込みだと思うので、加点がなかったらギリギリ…。
もしかするとこの加点で合否が分かれることもあるのではなかろうかと思った。